不動産買取に関するお役立ちコラム
- C O L U M N -
2021/11/7
不動産売却の基本
改めて、不動産売却の基本的なことをお話します。
不動産の売却を検討されている場合、大きく分けて2つの方法があります。
それぞれ特色があり、売却する不動産にあった方法を選ぶ必要があります。
まず、簡単にそれぞれの内容を説明致します。
①不動産業者に買取を依頼する
依頼を元に、業者がお客様から直接不動産を購入します。
業者は、購入した不動産を自社で所有または商品化(買い手がつきやすい状態にする)し、市場に売り出します。
②不動産業者に売買の仲介を依頼する
業者がお客様の代わりに購入希望者を探し、お客様と購入希望者の間に入り売買の契約を取り持ちます。
この場合、業者に仲介の 手数料として売買代金の3%+6万円+消費税(400万円以上の場合)を支払う必要があります。
①買取の特徴
・メリット
すぐに現金化が可能
売却額がすぐに分かる
瑕疵担保責任を免責に出来る →P.瑕疵担保責任とは?
・デメリット
仲介と比べると買取金額が低くなりやすい
・買取をおすすめする場合
早く不動産を売却したい方
売却時期に限りがある方
確実に査定金額で売却したい方
売却を周りに知られたくない方
買手の付かない不動産を売却したい方
手持ちが少なく仲介手数料を支払えない方
②売買仲介の特徴
・メリット
一般的に業者買取より高い買取金額になる
・デメリット
すぐに現金化できるとは限らない
いくらで売却できるか売れるまでは分からない
瑕疵担保責任を負う可能性がある
仲介手数料を支払う必要がある
・売買仲介をおすすめする場合
人気で買手の付きやすい不動産を売却したい方
売却を急いでいない方
とにかく高く売りたい方
どちらもメリットとデメリットがあり、お客様の要望に合わせて、より良い方法を選ぶ必要があります。