不動産買取に関するお役立ちコラム
- C O L U M N -
2021/10/20
仲介手続きの手順
前回の手続きに似ていますが、仲介の場合は少し違ってきます。
①査定依頼
急な転勤や住まいの買い替え、相続など不動産の売却はご事情や条件が売主様によって違います。
不動産を売却する場合、まずは所有する物件がどれくらいの価値があるのかを不動産会社に相談しましょう。所有不動産の状態や、近隣相場など様々な角度から調査し査定してくれます。その上で、信頼できる不動産会社を選びましょう。
②媒介契約
査定が終わり、売主様の要望をしっかりとお伝えした後に仲介してもらう業者を決めます。
その際に「媒介契約」を締結しますが、3種類あるので必ず確認してください。
一般媒介:複数の不動産会社で売却依頼することのできる契約。
専任媒介:1社のみに売却依頼をする場合の契約。
専属専任媒介:1社のみに売却依頼をする場合の契約で、専任媒介より売主様に制約がある契約。
③売却活動
契約が済むと本格的に売却活動に入ります。その為には「売り出し価格」を決めなくてはなりません。
これは、実際に売主様が売却を希望する金額と、査定価格を調整して決めます。
価格が決まれば本格的な売却活動に入ります。紙媒体での広告やインターネットへの掲載などにより、購入希望者からお問い合わせが入ったり、実際に内覧を希望されたりします。
その後、購入希望者が現れれば条件交渉などに進みますが、もし希望者が見つからない場合は価格の見直しも必要になります。
④売買契約の締結
購入希望者が現れたら価格や引渡し条件などを調整し、不動産売買契約を締結します。この時、購入者様から手付金を支払ってもらいます。また、契約にあたり必要書類があるので、不動産会社に確認し予め準備しておきましょう。
⑤決済・引き渡し
各種手続きは、不動産会社が教えてくれますので、それに従い必要な書類などを揃えてください。また、公共料金の支払いや、引っ越しなど引き渡し日までに完了しておきます。
引き渡し時には購入者から残金をいただき、物件の引き渡しを行い、手続きが完了します。