愛知県不動産買取センターのお役立ち情報コラム

　不動産の売却には、仲介と直接買取再販があります。直接買取再販の場合は、売り手さんと買い手さんの間に仲介業者は入らずに売買します。買い取られた不動産は、業者がまた再販して一般市場に出します。仲介の場合は、売り手さんと買い手さんの間に、不動産業者が一社又は複数社入り、売り手と買い手の円滑な売買を取り持ってくれます。そのかわり、売り手と買い手は、それぞれ不動産業者に仲介手数料を支払います。仲介手数料は、売主に売買代金の３％に60,000円を足した金額に税額を合わせた金額を支払います。また、買主にも同じように売買代金の３％に60,000円を足した金額に税額を合わせて支払います。要するに中間マージンとして売買代金の６％＋120,000円に消費税額を足した金額が必要となります。ですので、例えば3,000万円で物件が売れたとしても、仲介手数料が売り手側に1,036,800円が掛かってきますので、手残りが28,963,200円となります。買主は、売買代金の3,000万円と仲介手数料の1,036,800円が必要となってきますので、総支払額は、31,036,800円となります。しかし、不動産業者が直接買取の場合、仲介業者が存在しませんので、売主は、3,000万円が手に残ります。買い側も総支払額が、3,000万円になりますので、安く付きます。ですので、たとえ売買代金が多少安くなるとしても、売主側には、1,036,800円以内の範囲なら、手残りが増える事になります。また、業者買取で再販の場合は、内覧を一度で済みますが、一般の方に売る仲介の場合は、何度も知らない人が内覧する事になりますので、毎回の掃除やスケジュールの調整が必要となります。

　仲介も買取再販のどちらが良いかは、売る人の考え方次第です。仲介の場合は、買取再販よりも高く売れる可能性が高いです。しかし、希望金額には届かないケースもあり、一概に高く売れるという保証はありまえん。また、何度も知らない人に自分の自宅や物件を見て頂く事になりますので、忙しい方や周りに物件を売りだしている事を知られたくない方は、仲介に向いていないと思います。また、いつ売却出来るか不明な為、資金計画に期日のある方（マンションから一戸建てに住み替え）は、仲介での売却は不向きと言えます。不動産買取再販の場合は、金額が予め決まっている為、資金計画が立てやすいと言えます。ただし、一般的には仲介より安い買取金額となってしまう為、少しでも高く売りたい方には不向きと言えます。金額よりも、確実に引渡し期日や、売却後の瑕疵の免除等を優先される方は、買取再販業者への売却をお勧め致します。不動産買取王国の場合は、仲介手数料が不要な為、仲介での売却金額と買取金額に大きさ差が生まれにくく、より確かな金額と売主様の都合に合わせた条件での契約が可能ですので、資金面とスケジュールを立てやすいと言えます。